はるか空高く聳え立つ高層ビルの側面にいることを想像してほしい。
スパイダーマンの生みの親、スタン・リー氏曰く、「実在のスーパーヒーロー、アメリカの象徴でもあるこの青年は脅威だ!」 高層ビルの安全強化喚起のため、捨て身で高層ビルをよじ登る姿は感動的だ。彼の名前はダン・グッドゥイン。現代社会を安全で住みよい場所にするため、日々戦っている。
高層ビルは、東京にとどまらず、横浜・大阪・名古屋などの大都市共通の問題であるし、長周期地震動は、苫小牧のように石油タンクに深刻な火災をもたらすおそれもある。当局の英断が望まれる。備えあれば憂いなし。「テロ」「食関連の新型ウィルス」「地震」これらの古くて新しい問題への対処が、国民の安全保障においてこれから間違いなく必要となるし、これに対して、国民の安心できる処方箋を準備提案できる人達が支持を集めていくのだろう。そして、この3つは、わが国だけではなく、問題点を共有する国際社会全体で知恵を出し合えば、よりよい対応ができるのが自明のことである。
そして、それを諮るのにふさわしいのが、国連であり、日本は、国連分担金負担)大国として、アメリカとの協力の下、紛争解決的安全保障面で、責任ある地位をめざすばかりでなく、その他の広い意味での安全保障についてもふさわしい提案を行なっていくべきであり、そのことが、名誉ある地位につながると考えるのは私だけだろうか。 問題はソフトの面である。倒壊することを前提にして、どう利用者の安全と周辺の安全を確保するかの問題である。やはり、ビルからは一刻も早く避難すべきなのだろう。東海・東南海・南海地震が起きれば、自分たちが被災対象者であるとの認識の元、速やかに避難すべきなのだろう。幸いなことに、周期の長い致命的地震波到達までに、数分間ぐらいの猶予があるらしい。その短い時間を有効に使うのだろう。
スパイダー・ダンの考えとしても、地震の予知が可能になれば、例えば、東海地震の場合には、段階で予知情報が出される。そうした場合、黄色信号の注意報が出された場合には、その段階で、ビルの避難が困難なことが予想されるビル上層階(あるいは全面)使用停止とかの余裕を持った事前対応が可能となる。その前提として、各高層ビルの固有周期の把握とシュミレーションを行ない、どれくらいの危険度の高いビルなのかを確認する作業が必要だろう。こういう作業は民間の下からの動きを待っていたのでは、遅いだろう。上からの推進がないとなかなか進まない。残念ながら、東海・東南海・東海地震の対策協議においても、この長周期地震動による被害についてはほとんど注目されないという。そのあたりの意識改革が求められるのではないか。
「スカイスクレーパーマン」は読者を未だかつてない場所へ紹介する。死と隣り合わせの体験の中で生まれた物語である。 スパイダー・ダンの夢と人生を凝縮した本はぜひご一読いただきたい。
スカイスクレーパーマン、実在のスーパーヒーロー!


